温感性発汗は氷のうで冷やせ!!
運動が好きな方、外でお仕事される方、体育の授業のある学生さんのお困りごとの一つは、
「汗がなかなか引かない」
ではないでしょうか?
着替えても、新しい服に汗がついてしまうと嫌な臭いの元にもなりかねませんし、ベタベタして気持ち悪いですよね。
そんな方々におすすめしたいアイテムが氷嚢(ひょうのう)です。
昔、熱を出した時にお母さんが頭にのっけてくれたやつです。今風に言うと、「アイスバッグ」っていうアイテムですね。
この氷のう、かなりの優れものなんです。
参照させていただいた 日経スタイルさんのページによると、
横浜国立大学教育人間科学部では人工気象室を用いて、アイスバッグや市販の冷却シート、冷却スプレーなどの冷却効果を評価。
アイスバッグの使用がもっとも快適で体温調節を助ける効果が高いという結果が得られた
そうです。
また、一番おすすめの冷やす場所としては、
国立スポーツ科学センター・スポーツ医学研究部の小松裕副主任研究員は「応急処置としてのアイシングに使われるアイスバッグ(ビニール袋などに氷水を入れたもの)を首筋、わきの下など、皮膚のすぐ下に太い血管が通っている場所に当てることで、熱のこもった体を冷却する効果がある」
とおっしゃってます。
運動・外での仕事等、音感性発汗が発生することが分かっている場合にはあらかじめ氷のうを持っていくとよさそうですね。
熱中症対策にもなるそうですよ。
簡易的にはコンビニ袋に水と冷たいペットボトルを入れて代用するなんてことも有効かもですね。
ただ、冷や汗(精神性発汗)や、辛い物食べた後の汗(味覚性発汗)には効果がほとんどないと思われます。悪しからず・・・
(出典)五輪選手に学ぶ、効果的に体を冷やす方法 熱中症予防にも 2012/8/2 日本経済新聞 プラスワン