「もしかして、私、臭ってる・・???」
制汗剤変えてみようかな・・・ボディーソープ変えてみようかな・・・
もっとお風呂入った方がいいのかな・・・・
なんてお悩みの方、もしかすると、
服が臭ってる
かもしれませんよ。

臭いの元は「細菌(バクテリア)」や、「カビ」が原因であることがほとんどです。
洗濯によってそれらが十分に取り切れていない場合、
少しの汗(水分)によって臭いが発生してしまう・・・なんてことが多くあります。
そこで、今回は、
衣類の洗濯でチェックすべき点を、臭いの観点からまとめてみました。

・洗濯前にチェック
-洗濯槽の掃除はできていますか?
洗濯槽の掃除は定期的にしていますか?
きれいにしておかないと、洗濯槽の裏に生えてしまっているカビが
洗濯することで衣類に移ってしまうことがあります。
まずは洗濯槽クリーナー等を使って、洗濯槽の掃除をしてください。
-洗濯ものを長期間ためていませんか?
週末洗濯族になってませんか?
脱いだ時には少量だったバクテリアも、一週間放置すると大増殖します。
それが臭いの元になっているかも。
こまめに洗濯することをおススメします。
・洗濯する際にチェック
-衣類の量は適量ですか?
大量の汚れものを一気に洗ってしまおうとすると、汚れを落とすのに十分な対流が起こりません。
洗濯機に決められた分量を守ってください。
-洗剤を入れ過ぎていませんか?
洗剤を多く入れると汚れがしっかり落ちる・・・と勘違いしている方が非常に多いのですが、
実は、洗剤を入れ過ぎて良いことは一つもありません。
逆に、こんなデメリットがあります。
色落ちや生地の傷みの原因になる
汚れ落ちが悪くなる原因になる
洗濯物が洗剤クサくなる原因になる
肌トラブルの原因になる
洗濯機にカビ・サビが発生になる
資源の無駄や環境汚染の原因になる
洗剤代が高くなる
入れすぎには十分注意しましょう。
-お風呂の残り湯をつかっていませんか?
最近の洗濯機には、お風呂の残り湯を使って洗濯するためのホースがついているものがありますが、
この機能を利用するために理解しておくべきポイントがあります。
「お風呂の残り湯には細菌が多くいる」ということです。
このポイントを回避するために、下記の事に注意してください。
–お風呂出てから残り湯を利用するまで、時間が経ち過ぎていませんか?
お風呂を出て、時間が経てばたつほどバクテリアは増殖します。
残り湯を利用するなら、お風呂を出てその日のうちに利用することをお勧めします。
–入浴剤を入れた残り湯を使っていませんか?
入浴剤によっては洗濯に使えるものもあるようですが、基本的に入浴剤が入ったお風呂の残り湯は、
洗濯に利用しない方が賢明です。
–すすぎに残り湯をつかっていませんか?
すすぎに残り湯を使うと、バクテリアが衣類に残ったままになってしまいます。
すすぎは水道水を使ってください。
-すすぎ時間は足りていますか?
バクテリアの除去を目的とするならば、ここが最大のポイントかもしれませんね。
すすぎ洗いを十分にすることで、臭いの元となるバクテリアをしっかり除去しましょう。
臭いの気になる方は2回すすぎがおすすめです。
・洗濯した後にチェック
・洗濯終わったら、すぐに干していますか?
せっかく洗ったのにそのまま放置しておくと、
またバクテリアが増殖してしまいます。
そうならないためにも、洗濯が終わったらすぐに干すことを心がけてください。
・乾燥は十分ですか?
出来だけ早く、十分乾燥させることでバクテリアは減少します。
乾燥するまでの時間を短縮するために
晴れた日に、戸外の風通しの良い場所に干す
室内干しの場合は、エアコンのドライ機能、扇風機等を利用する
もう一つ渇きが甘いな。。という場合は乾燥機を利用する
等で、できるだけ早く乾かすことを意識してください。
このようにすることで、ほとんどの場合は服の嫌な臭いが取れます。
バクテリアは目には見えませんし、乾燥すると繊維の奥に隠れています。
が、少しでも湿度が発生すると増殖し、嫌な臭いを発生させますので
汗をかくと臭う・・ひょっとして私・・・・
となってしまうわけです。
一度、洗濯の方法をチェックしなおしてみてはいかがでしょうか?